日本人犯罪
このあいだテレビをつけたら、「外国人犯罪」という言葉が飛び込んできた。（ストレスを承知で）そのまま見続けた。新米刑事の成長日記風のドキュメント？だったんだけれど、途中から見ただけでも、「犯罪」といえば「外国人」あるいは「外国人風」を連発していた。（、、ところで・・・外国人風ってどんな風だよ！）
「犯罪を追う刑事」の物語なのに、どうしてここまで外国人犯罪を強調するのか。番組が扱っていた３件中の２件については「犯人は外国人」「不法滞在」をやたらと強調していたけれど、あとの１件は、どうやら日本人犯罪だったようで、窃盗の概説をしただけ、まるで犯人がいない事件のような希薄な解説におわっていた。
こうしてさんざん「外国人」＝「犯罪」という言説を撒き散らしておいて、
その新米刑事の女の子がたまごご飯を食べていたら、「さすがももちゃん、日本人だね」なんて解説が入ってまたビックリ。新米刑事（これから正義を行う子）を「日本人」として、しかもその印象が卵かけご飯という「素朴」な、「純朴な」イメージとなるような状況で位置付け、さらに
「犯罪」→「外国人」と対比させるなんて、、、！わたしが思うに、この番組は新米刑事の成長物語として語られる（に組み込まれる）「外国人排斥」言説、しかもありふれた類の保守言説を撒き散らしている。
こんな怖い番組が平気ではびこってるなんて、、。迷惑だからやめて欲しい。
