死刑反対

わたしは、「必殺仕事人」で極悪人が針で秘孔をつかれて即死させられると、「こんな楽な死に方なんて許せん!!もっと苦しませい!!」と、強く思っていたし、
暴力ふるってレイプして、骨折させて、陵辱の果てに餓えさせて、撲殺したようなクズ人間は、同じ目にあわせた挙句に、市中引き回しの上獄門にしたい。


だけど、そう思うからといっても、想像の範疇を超えた死刑には反対です。自分や自分の親しい人が被害にあったとしたらどうだろう?、と、ようく想像してみたのですが(もちろん想像の域を出ませんが。)どんなに口惜しくても(「私的復讐」は認められないのだし)、、死刑のない国であってほしい。人を殺す国がいい国だとはわたしには思えませんし、その一員でいるのもつらいです。
「死刑反対」というと、「犯人を許す」ってことに取られがちですが、そうではありません。罰の制度を見直して欲しいんです。アムネスティや死刑反対のサイトを見ると色々と載っていますが、わたしもそれに賛成です。
ここに日本の現状の報告

それに、執行する係りの人の負担も軽視できないと思います。いくら国家の名のもとで、個人とは関係なく仕事をするといっても、押せば必ず人が死ぬボタンを押すなんて、精神的にものすごく負担がかかることだと思う。冤罪の可能性もあるのだし。


それから、日本では、執行前に報道されることはなく、いつも事後報告が新聞の片隅に載る程度。これはどういう理由なのか? 議論のきっかけすらないように、ひっそりと行うってのは、どういうわけ? 首相が死刑執行する「パフォーマンス」をやってみたらどう?どうせその程度でしか人命を尊重してないんでしょ?


わたしは自民党が大嫌いなので、亀井静香もその一味程度しか認識してなかったけど、でもこの人は確か、死刑廃止連盟の会長でしたよね?その点では期待していたのだけれど、権力から遠ざかってしまっていまどうしているのでしょう、、。

わたしは死刑廃止派に投票します。