一ツ石旅館周辺から知ったこと

中国へ行ってきました。とっても面白くて、自分が中国のことを何も知らないということを思い知りました。また行きたい。そう思える旅行でした。わたしの理解力と記憶力では収まりきらないほど、いろいろなものを見て体験してきたので、とても一つの物語にして文章にすることができません、、二つでも三つでも完結した話にすることができそうもありません。なので、わたしの無知とオリエンタリズムを晒しつつ、思いつくままに書いてみます。


まず北京に滞在しました。わたしが最初に知ったのは、中国は多民族国家だということです。こんなんわたし以外の誰もが知ってる世界の常識かもしれませんが、わたしは全然そんな認識できていませんでした。(今までは「民族」という言葉については、「誰がどの立場で、何のためにその言葉を使用/利用しているのか」ということに関心を向けていたのですが、そんなリクツはさておき中国は他民族だったのです。)(日本も他民族なはずですが。)

わたしが泊まった旅館の周辺は、ウイグル人内モンゴル人が多かったように思います。羊肉の串焼きの屋台も出ていて、みんな歩きながら食べていました。ここだけの話ですが、ウイグル人って顔つきがちょっとわたしのタイプなんです、ウフフ。同行者が横で話してるのも耳に入らず、デレデレと素敵な人をチェックし続けてとっても楽しかった!年取ったせいか、最近は遠巻きに見るだけでも十分楽しかったりするんですよねェ、もちろん見るだけで終わらない方がいいのですけれど!キャー!!(←ちょっと想像してる)、、そんなわけで、わたしが北京で最初に入ったレストランはイスラム系。次の日に入ったのはモンゴル料理のレストランです。そこで自分がモンゴル料理好きってことも知りました。ヨーグルトやチーズなど乳を使った料理がとってもおいしかった。特にヨーグルトは舌がしびれる味でした、、、本当にしびれるの。何杯でもおかわりできそうでした。
ところで、わたしが泊まった旅館は、おそらく外国人は泊まることができない旅館です。外国人は三ツ星以上のホテルにしか泊まれないらしいのですが、わたしが泊まったのは、「三ツ星」どころか「一ツ星」でもなく、きっと「一ツ石」です。初めは「わたしの中国旅行、こんな質素に始まるの?」と憂鬱になったのですが、頑張って考え直し「珍しいところに泊まれてラッキー!」と思うことにしました。とはいえ「外国人が泊まることができない」だけでなく、「選択の余地があるなら外国人でなくても泊まることのない旅館」であろう、とだけ報告しておきます。


話がそれましたが、そういうわけで、「中国人」と聞いて何となく思い浮かべるのは、実は「漢民族」のことで、「中国」には漢民族の他にもたくさんの民族が暮らしているということを知ったのです。子供の頃、アメリカ人といえば白人だったのと同じことだと思うのですが、いったいどういう表象がされてるせいで「中国人はああいう人(漢民族)たち」って思い込んでいるのでしょう?、、ジェットリー?いくらわたしでも「中国人」と聞いて「ラーメンマン」を思い出すことはない(←実は筋肉マンを読んだことないせいかも。、、どうでもいいのですが、筋肉マンにみる国家・民族・ジェンダーの表象問題ってわかりやすくて学校のレポートにいいんじゃないかしら)のですが、あまりにも知らな過ぎました。

いまわたしは漢民族と中国政府と少数民族の関係に(暗い気持ちで)興味を持っています。言葉についてもわたしは北京語?と広東語の二つしか存在を知りませんでしたが、少数民族の人たちは殆どみなバイリンガル(自分たちの言葉と中国語)(を強いられてる)ですって。
・・こうして、わたしの視点に新に「漢民族」というカテゴリーが登場したのでした。