承諾済みにする会?

「やらせ」が問題のタウンミーティングだけど、わたし全然追ってませんでした。だから、ハズレたことを言ってるのかもしれませんが、タウンミーティングが実際にどんなことが行われる場だったのか考えたいので。


↓「やらせ問題」が浮上する前(今年の1月)に、実際に見に行った人の意見を参考に、、
愛知県タウンミーティング(き)(お)(「き」は全体の様子を、「お」は内容へのツッコミ、ってカンジ?)


愛知県の地域づくりを考えるタウンミーティング 
この集会の趣旨は「愛知県の地域づくりについて、県民の皆様のご意見やご提案を直接お聞きするため」だそうです。

会の進行は県の指針説明、パネルディスカッション、質疑応答という流れでした。

(…)パネルディスカッションでは、地方分権やらに詳しい教授、地域社会の研究者、NPO主宰者の三人による議論、、、(…)でもお互いの立場から出てくる疑問をぶつけることはなく、(…)この人たちは何のために呼ばれたのかと首を傾げるディス、、、スピーチでした。

最後の質疑応答では、踏み込んだ発言(例えば、県は本当に指針を全部実行できるのか、現在抱えている問題はどのように解決されるのか)はされず、終始名古屋化、、、じゃない、和やか。これで県民の意見は吸い上げたと思われたらたまったもんじゃない。

パネリストはどのようにして選ばれたのでしょうか?
NPOや地域研究をされている方々とのことですが、、、、、、、、、。もう少し別の視点の方がいらしても(…)。

基調講演だけでなくパネルのお話も、前提としているのは「官から民へ」であったようです。が、この「官から民へ」という流れが意味しているのは、「官」から「民営/企業」へということのように思えまました。

高齢化や環境問題、多文化等等すべてを「産業」という捉え方で見ていたようですが、こうした企業化・産業化のなかで、すくいとれない問題があることを忘れないで欲しいと思いました。耳心地の良い一人複数役の言葉の陰で、しわ寄せがくるのはいつも経済的に苦しい人のところです。

せっかくこのような集会をして下さったのですから、これだけで「意見を聞く機会を持ったから承認済み」にはしないでほしいと思いました。

全部抜書きしたいけど我慢しつつ、、太字はわたしの仕業です。



愛知県で「やらせ」があったのかわたし知りません、なかったかもしれません、、、どちらにしろ、県が招待した人たちがパネルらしいですね。、、それと残念ながらこのレポートにも客席(?)に、どのような人が来ていたのか書かれてないですけど、、
こうした感想を見るにつけ、一体何のために誰が選ばれて話をし、どのような質疑応答を可能にしているのか、、、そもそも、なんのための「タウンミーティング」なのかなぁと思わずにいられません。
ホント、なんのためなのでしょう?そして、そのミーティングがどのように反映されているのでしょうか、、。地域によって違うのでしょうか。立派なミーティングやってた地域はあるかな。