レズビアン映画(キャンプ)

あー、ここまでたどり着けてよかった。
わたしは非異性愛者が「日常にフツーにいる」設定をもちろん評価してはいますが、というかそれが当たり前であるべきなんですが、、突拍子もない非日常もすばらしく大好きなんです。そこで、今日はキャンプで、カルトで、クラシック(…少なくても古い)三つの「C」がつきそうな"レズビアン"映画を。 (もしや陳腐のCも???いえいえ決して!)


1.
            

 これは世界に誇るべき映画ですね(わたしに誇る筋合ないけど。)わたしの友だちなんてカンゲキのあまり、「死ぬ前に見るように」って親に電話したくらいです…。この映画は、真面目に、かつ、少し離れて可笑しく見る、これが鑑賞の仕方だと思います。

 
たとえば、
園子(岸田今日子)が窓辺で光子(若尾文子)にラブレターを綴るシーン。

内容はこんな感じ↓
わたしはみっちゃんのことを思いながらこうして手紙を書いています
外では雨が降っています、ぽつぽつぽつしとしと
だんだん雨音がみつみつみつみつと聞こえてきます
ぽつぽつぽつぽつしとしとしととしとみつみつみつみつ


こうやって光子への思いのままに筆を進めていると、なんとまあ、いつのまにか書く筆が葉書からはみ出て、自分の手、そして腕に「しとしとしとしと」だか「みつみつみつみつ」と書いてしまっているのです。


、、、すごくない?

外の雨音が自分の想いの音になり、その想いの音が、葉書という書き物の範囲を越えて、自分の身体の上に刺青のように綴られていく。ラブレターを、というか恋というものの「マジメさ」や「わけわかんなさ」を滑稽なくらいお大げさにしているのです。


素晴らしいまでのやり過ぎ!! (ここにわたしの感想)



2. 『バーバレラ』

いったいどうすれば、この映画を見てジェーン・フォンダを愛さずにいられましょうか。
 ハロー、プリティプリティ

↓男のエキスも
  


(関係ないんですけど、『バフィ』でウィローとタラが魔術の練習して、いいカンジになる場面。手と手を合わせてエネルギーを合わせてるでしょ?あれって、『バーバレラ』から?)


3.『Faster, Pussycat! Kill! kill!』
   
      "You really should be AM and FM."
    
 ラス映画3本についてはここ
(そういえば、タランティーノの『グラインドハウス』、この三人を彷彿させるものが、、。)


4. 『大砂塵』
   
   ジョーン・クロフォードの男装・女装! →わたしの感想


5.

こんな見方するのは、たぶんわたしだけだと思いますが、
 『古都』は、岩下志麻が一人でブッチ+ファムの二役やってるんですよ。 

もちろん物語上の設定は「姉妹」ですが、「ない」とされてるところに「見つけ出す」のがわたしの仕事でもあるので、、って何の仕事だよ?!、、 ついでに『祇園の姉妹』にもそういう関係を感じました。


映画は映画館で見るのが一番、
特にこれらの映画は大きなスクリーンで見ると楽しいですよ。わたしは幸運にも123位を映画館で見れたので、人生思い残すことは、、、まだややありますね、、。




( ヤッホー、1週間続けた! 
 この7回分は今後少しずつ手を加えたり修正してくつもりです。思いついたらまたやるし。)