エッチなGENE 

NYタイムズに、ハエの遺伝子の記事。

For Fruit Flies, Gene Shift Tilts Sex Orientation

For Fruit Flies, Gene Shift Tilts Sex Orientation - The New York Times By ELISABETH ROSENTHAL, International Herald Tribune Published: June 3, 2005

   One gene, apparently by itself,
   creates patterns of sexual behavior
   in fruit flies.


ハエのメスに、オスの遺伝子を一つ組み込むだけで
そのメスは他のメスを追いかけるようになり、
メスの遺伝子をオスに組み込むと
そのオスは消極的になり、他のオスに関心を向ける。


、、この実験/記事は「ハエの話」というだけだろうか?
それどころか、ハエを経由した、人間の性的指向を「決定」する遺伝子の話だと思う。(いやはやまだこんな話題。)

性的指向が遺伝子で決定されるか、あるいは社会的に決定されるのかというのは、ある性的指向を弾圧(あるいは治療)しようとする側にも、ある性的指向を公認させようとする側にも、それなりの「根拠」となってきた。

それは、まあ、そうかもしれないけど、
身体が社会的に構築されているってことはどうなる?
唾液もホルモンも、受ける刺激に影響されるってことは?

なによりもまずいったい何のために、どういうイデオロギーを支えるために、そもそも性を「決定」しなければいけないとされているのか。って議論を疎かにしては いけないんじゃん?


というわけで、わたしが興味のあるジーンはこっち