…牛乳はあぶない

牛乳が危ないそうである。図書館に行ったら「牛乳の飲みすぎに注意しましょう」という本(04年出版)があったので、今でも三日に2リットルは消費するわたしとしては、気がかりになってチラっと立ち読みしてみた。それによると、どうやら牛乳は、牛を育てるところから、加工して売られるまで、すべての過程で有害なのだそうだ。わたしは特に牛が酷い目にあってるかどうかってところが気になったんだけれど、たいていの場合よく牛乳の絵に描いてあるような草原で幸せに暮らしてる牛ってわけではなさそうだ。ま、いくらわたしでもそこまでナイーブではないけれど、でも牛乳がそんなにも有害とは思ってなかった。
それで、わたし(毎日牛乳を飲み、この本をチラリと立ち読みしたわたし)の疑問は

・全ての牛乳が薬漬けにされた牛から採られ、こっぴどい過程を経て商品化されているのか?(そうでなければ、具体的にどこのどの牛乳がいけないか、どこのどの牛乳が悪くないのか知りたい。)それから、もしも過程が問題なのであれば、これを改善すれば、牛乳は悪くない食品ってことになるのか?あるいは、もしも過程が改善されたとして、それでも(次の疑問へ)

・牛乳は栄養価という点で、全ての人間に良くない食品なのか。あるいは、特定の状況の場合にいけないのか。量が問題なのか?タイトル(飲みすぎに注意)からは量に注意すればいいみたいだけど。

・あと、これは牛乳だけの問題じゃないのだけど、食料(飼料)の輸入問題

、、もしかしたら、ちゃんと説明されてるのかもしれないけど、読み進めるエネルギーがなかったんで。

わたしはたいていは200円台の紙パック牛乳を買っているのだけれど、ごくたまに、贅沢な楽しみとして「さわやか牛乳」を買っている。この牛乳はノンホモ低温殺菌の牛乳でとってもとってもおいしいのだけれど、近所のスーパーでは720mlで400円もするのでたまに売れ残って2割引になったときにだけしか買えない贅沢品だ。だけど、この本を読んで、(「さわやか牛乳」がすばらしい過程で作られているかどうかはまったくわからないのですが、なんとなく)200円くらいの差なら今度から値引きされてなくてもこの牛乳を絞ろう、じゃなくて、この牛乳に絞ろうと思いました。、、でも、、、400円の牛乳をコーヒーに入れるのはもったいないから別の牛乳も買おうかしら、、いや、こんなセコイ根性がいけないのだ!400円くらいいいじゃないか、そう、わたしはおいしい牛乳を飲んでもいい、飲んでもいい、飲んでもいいんだ!(…こんなに言い聞かせないと400円の牛乳が買えない)

というわけで、「さわやか牛乳」がどのような過程を経ているのか、少しだけ書いてありますが、でももう少し詳細を載せて欲しいです。


……と、書いていてふと思ったのだけれど、わたしただでさえエンゲル係数が高い生活者なのに、そのなかでも牛乳の占める割合高くないか。一日に400円だとしたら、月に12000円も牛乳に使ってることになるよ…これがわたしの持ち金に占める割合といったら…いやはや、牛乳は危ない!!