「郊外」

先日友人の車で「郊外」のアウトレットに連れて行ってもらいました。わたしは車を運転しないし、「郊外」に住んだこともないので、このたび「郊外」へ出向くことができ、目にするものすべてに圧倒されました。


だって「見にするものすべて」が(どこでも見たことのある)大型小売店やチェーン店なんだもん。ズラーッと並んでるんです。大型小売店とチェーン店って同じ?、、よくわかんないけど。


こないだ『ドリームガールズ』見にいって、映画館のシネコンっぷりに驚きました(いつも行くのは小さい映画館か古い映画館なので)が、「郊外」は町全体がシネコンみたい。


こういうのは「郊外型店舗」とか「ロードサイド店舗」と呼ばれるそうです。
   (「幹線道路等の通行量の多い道路の沿線において、マイカーでの来店を前提として、 広めの駐車場を備えた店舗のことを指す」ウィキペディア


「何をいまさら?」なナイーブなこと言ってるとは思いますが、わたしは片田舎にぽつんとある大型店舗くらいしか見たことなかったので(それにも驚きましたが)、道路沿いに大型チェーン店がズラリッと並んでいるのが、ビックリだったんです。


「こんなのひどいやい」と言うのは簡単だし、きっと多くの人がそう思ってると思うのですが、でも、きっと、こういう郊外の変容は、誰かの趣味を反映させていたり、好んで展開されていることではないんですよね、、たぶん。
 こういうのができて生活に便利なこともあるだろうし、(デイケアセンターや託児所を併設するモールもあるらしいですね)、それに、働く場所ができるのかもしれないけど。
だけど、それでも、どうしてこうなっちゃうんだろう?
(それとも、誰か/特定の企業の好み?、、だとしたら「攻撃対象」がわかりやすくて「解決」しやすいかもしれないけどさ。、、)(←はい、「モール化する郊外」を解決すべき問題としてみなしています、問題以外にどう捉えられるのかわからないので。)


お店があればあるほど、「選択」が狭まるような気がするのは気のせいでしょうか。いったいこれからどうなるんだろ、、、あな恐ろしき資本主義。