お笑い

ご存知のように(って誰も知らないだろうけど)わたしはお笑いが好きだ。漫才、漫談、コント、どれも大好き。マジで好きなので、テレビでお笑いを見るのはかなり限られる。好きだったらたくさん見そうなもんだけど、テレビは企画モノのバラエティ番組ばかりで、わたしはそれには少しも興味がない(どちらかというと嫌悪感すら抱いている)から、本当にコントや漫談が見たいと思ったら見れる番組なんて全然なくなっちゃうのよ。
 ちょっと面白いと思った漫才師もすぐにコントや漫才はやらなくなり、バラエティばかりになって、あっという間に消えてしまうし。…「消える」というのは、わたしにとってという意味で、世間的には消えるどころか露出度アップで大金持ちになってると思う。ホントにさ、バラエティ番組って箱物行政的じゃない?中身がないけどお金は使う、けど何も育たないし育てる気もない。あとさ、コント番組で豪華なセットを使う番組、あれナンなの?!セット作ってんじゃねえよ!何もないところにシチュエーションを作り出すのが技じゃんか!!製作者は観客と芸人をバカにしてんのかコラ!!余計つまんなくなるわ!(と、「!」を多用してしまうほどコントや漫才に強い思いがあるのです!)

 というわけで、これでもわたしは毎年「M1」を楽しみに見ている。今年も見ましたよ。忘れてて途中からしか見れなかったんだけど、途中からで十分だったかも。だって途中まではねぇ、、それまでわたしたちは鍋を囲んで楽しくディナーしてたんだけど、テレビをつけた途端にシラケてつまらない気持ちになっちゃったもの。痛々しいというか苦々しいというか腹立たしいというか。
 そんなときに、彗星の如く登場したのがサンドウィッチマンでした。
 ホント、上手で面白かった!見て良かった!テンポもいいし、それに二人の雰囲気が寄席みたい。あの二人の若くもなく新鮮味もなくバラエティ向きでない見た目は、まるで笑組を見てるようです。
どうか、これからバラエティに毒されずに頑張ってほしい。バラエティ向きでない?あの雰囲気がバラエティ番組に対する防衛機能でありますように、、バラエティ時代に現れた反バラエティ・ミュータントでありますように。

ついでながら、わたしなんば花月に行くのが夢なんです。B&Bとかいくよくるよ、オール阪神巨人とかの大御所を一度でいいから見てみたい。あとアジアンも大好き!


ちなみにわたしは普段はテレビを全然見ないのだけど、年末のM1と紅白と格闘技は毎年見ていて、次の1年のテレビ話はこのときに仕入れた知識でカバーしている…全然カバーできず慢性の時代遅れだけど。