シェール様はディーバでした(見れなかったけど)

シェ、シェ、シェールめー!!!!
っていうか、シェールさまーーー。さすが大スターよ!
だってね、シェールなんてきっと一生見れないよ、と思ってたけど、やっぱり一生見れませんでしたの。しくしく。(なんの話かっていうと、わたし大金はたいてラスベガスでシェールを見ることにしていて、ずっと楽しみにしていたのです。うじうじしながら。)


まず、今から考えれば不吉な予兆でしたが、開場時間を過ぎてもまだ開かずみんな入場を待たされてましたの。でも不吉とも思わぬわたしたちイノセントに隣のシェールグッズ売り場を見ていました。シェールブランケットとかシェールジュエリー見てるうちに、ワクワクと気持ちが高揚してきて心の準備Ok!!てカンジ。そのうち人がまばらになっていたのでドキドキワクワク「開いたかな?」と入り口に向かいましたの。
そしたら 係りの人たちが紙を配ってて、その紙切れには

「残念ながらシェールの具合が悪いので今日のショーはキャンセルされました」


ええーっ、こんな直前にィ!!こんなカタチで!!見れないってどういうこと??!! わたしたち観客は呆然と立ちすくみました。
わたしの隣にいたおばさまは、シェールのためにラスベガスまで来たのに…と半べそ。、、、わたしだって似たようなもんよ。


でもね、

いきなりキャンセルされて、最初の驚きが過ぎると、悲しみと怒りがうっすらとこみ上げましたが、やがてそれが畏怖の念に変わりました。


あんなに楽しみにしていたのに、観客の心なんぞお構いなく、いとも簡単に気まぐれにキャンセルされるなんてホントすごい!神さまだわ!って。拒絶され、返って想いが強まったのです。


そういうわけで、心はまったく癒されはしませんでしたが、すっかり信仰が深まり、いまでは出かける前にいつもシェールポスターに手を合わせて拝んでいます。
畏怖の念から思わず購入しまくったシェールグッズです。


(日程的にひとつしか見れないので、シルク・ド・ソレイユの噂の「O」とどっちにするか一応迷って結局シェール様にして、しかも見れませんでしたが、でもいいですそれで。シェールは満席じゃないとキャンセルするとか認知症だという噂まであって、実際は喉の具合が良くないという話ですが、わたしとしてはいやになったからやめたという理由であって欲しい。)