甲介マラソン

風邪でウダウダしてた正月でしたが、ちゃーんと『水もれ甲介』は見ましたの。

水もれ甲介 BOX1 [DVD]
こたつでの甲介マラソン(45分×25話)じゃ。とはいえ、ずっと見ていたわけでなく、つけっぱなしで、その場に居合わせた誰かが見て、見てない人にあらすじを伝えるという、マラソンというより駅伝?な見方だったので、わたしも途中10話くらいは見てないんのですが。


このドラマは、水道屋の跡を継ぐ兄弟と妹の話。
基本的に結婚して一家団欒するのが人生の目的であり最高の形であるという前提なんですけど、
・・そういうものかもね☆
という気になりました。赤木春恵がいいの。赤木春恵演じるお母さんは進んでるし理解があってステキだし、それを演じてる赤木春恵もすてきなのです。子どものことを信頼しているからいろいろやかましく言わないし。それってカッコいいよね。だってさ、誰かを大事に思うとつい心配で口うるさく注意しちゃいそうじゃない?「気をつけなさいよ」とか「〜〜なんてするんじゃありません!」という愛情→心配→注意パターン。それが、このドラマのお母さんの場合、おおらかに構えていて、愛情→信頼&寛容なんですよ。それなのに/それだから?、結局は自分の思ったとおりになったりして、なかなかやり手だわい。わたしもそうなりたいと思いました。
あとね、甲介は口ばっかりで何の役にも立たないし威張りくさっていて口うるさいんだけど、でも気が良くて、とりあえずなんでも「よぅし、オレに任しとけ!」と気前がいいのでやっぱし惹かれちゃうわ。口数少ないけどテル兄ちゃんもいいんだけどね、原田大二郎だけど。

現在のドラマや映画とはスピード感が違うのか、ときどきのろく感じます。兄弟で太鼓を叩くシーンが何分も続いたり、チャミーがマンションから走り去るとき階段下りるところを全部の階で追って映したり。でもね、それも良いのですよ、演技で間がもっているのですね、登場人物についてよりよく知るようになって好感度アップなのです。


そういうわけで、家で食器洗ってるときも、道を歩いてるときも、頭のなかで主題歌が回っていて、思わず鼻歌が出てる始末ですよ。家ではみんなチャミーに注目しすぎて、いいことがあれば「ごきげん!」、非難するときは「しらけちゃうわ!」を使い出したし。今日も道路でギャグ思い出して笑っちゃったし。いやはや。あのペースに巻き込まれるとは、、、。