自立支援???

知らないで過ごしていましたが、今日「障害者自立支援法案」が参院で通過して、今国会で成立しそうだとか。
この法案は、いったいどのような「支援」をするものなのでしょう?そもそも「自立」をどのような視点で捉えているのでしょうか?障害者もお金を出せ!という以外に、何を具体的に推進しようとしているのでしょうか?


「支援」という美辞麗句を使った法案名からしてとても怖い気がします。
何を「支援」するのか議論されないまま、「支援」という言葉の印象だけが優先されてしまうとしたら、、。心優しい人は「支援」に反対なんてしないでしょう。でも支援とは思えない内容(お金を払わせる)が「支援」として提示されるとしたら、、
憲法「改正」も、「少子化問題」も、「テロとの戦い」も同じ問題を含んでいると思います。


雇用についても。
性別・年齢・障害による差別・抑圧を検討しなおして機会を増やそうという意図がたとえ少しでも法律・法案にあるとしても、企業がそれを守っていない場合にそれを罰する法はない、つまり法的拘束力がないのですから、問題があってもそのまま見逃している/助長しているも同然ではないでしょうか。雇用がないことが問題なのに。


それなのに自立しろ自立しろと責めたてるのは、いったいどういうお殿様なのでしょう?


(最近のフリーターいじめもつらいです。雇用を増やすことを考えられないのでしょうか?
わたしもこれから年をとる一方ですのでとても心配です。)
お殿様たちは雇用を増やす努力をしていらっしゃるのでしょうか?