アマゾンお勧めリスト

The Onionというアメリカの嘘ニュースをときどき楽しんで見てるんだけど、ちょっと前に、
夫よりアマゾン.コムの方が自分を理解している−地元女性」という記事があった。

オハイオ州、サンダスキー
地元の住人パメラ・メイヤーズさんのところに、アマゾン.コムから今日も気の利いた推薦CDの紹介が届いた。この大型オンライン・ショップはまたしてもメイヤーズさんの趣味を絶妙に心得ており、ときどき彼女のことを愛していると主張する夫ディーン.メイヤー氏よりも彼女を理解していることを示した。
(…このあとアマゾンの気が利いた配慮と、夫の誤解だらけのプレゼントの詳細が続いて面白いんだけど省略)
それでもパメラさんは夫にウィッシュ・リストを見せる気はないと言う。「(私のために自分で選んでくれないと)プレゼントの意味がないですもの。」

でもホント、マーケティングってすっごいよね。買った商品と同じ系統とみなされるものを次々お勧めしてくれてさ、「あー、わたしこういうのに興味ある(ってことになってる)んだなぁ」ってシミジミしちゃう。


何を隠そう、、わたしへのお勧め商品のなかに「モテル男の法則」「モテル男はこう口説く」「あの男はなぜモテルのか?」「女の口説き方マニュアル30」みたいな本がちらちら混ざっていて、これを見るたびに、反省を促されるんですよね。


なぜこの手の本を薦められ、何故反省するかというと、、、
わたしは、「結婚しないの?結婚結婚結婚〜」という重圧ばかりかけられて、「じゃぁ相手連れてきてよ!」と思うんだけど、相手は見つけてくれないという酷い嫌がらせを受けて暮らしてるんですよ。それで、あるとき、「仕方ない、身近で済ますか(←この考え方、、終わってるよね)」と思って辺りを見回し


、、、、コイツか、、、、。と、ある人を見たのです。

ためいき::、、、、いや、だけどこの人も捨てたもんじゃないかも、、と、心のなかで良い点をいくつか並べてみる、、、その結果、うん、少しタタズマイを「改善」すりゃ良くなるに違いない、まずはそこからスタートよ!と思ったんですね。(自分でも反省しているので、もう責めてくれなくて結構ですので。)


で、そのイマヒトツのところ(詳細を書くとわたしの性格の悪さが際立つのでカット)を、なんとか、、、やんわりと、「改善」できないものか、、、。


それで考えた方法が「いい男になる方法」的な本を買い、「人に貰ったんだけど、、」とさりげなく切り出し「結構面白かったから読んで、実践してみて!わたしがチェックするからウフ、キャッ」と言う作戦。


これならゲーム感覚で取り組めるものね、よし、カンペキ!
ってわけで、さっそくオンラインで見繕って購入したんですけど、、、購入した途端に「わたし、人に無理させてまでして何がしたいんだ??」と我に返りました。(とはいっても、相手はわたしを断ろうはずはないという仮定はそのままです、、勘違いしたままこの年になりましたので。)で、結局、モテル男になる方法はわたしの本棚に置かれたままになりました。(まだ読んでいないのよ、、読んでみようかな。渡しても無駄な本だったかもしれないし、、、すっごく役に立ったりして。わたしの役に。)


でもさ、つくづく、こんな風に無理して、というか、人に無理させてまで妥協することないんだったよね。これからは「コイツしかいない」なんて自分を追い詰めることのないように、、っていうか、そもそも自分のことを棚にあげて人にとやかく言うなんてダメ人間だよね、、わたしこそ変わらなきゃ!わたしこそ改善しなきゃダメよ!


、、ってわけで、
「モテル女のあり方30」でも買うかなぁ、、、、なんて、また魔が差しそうですが、そうするとわたしのアマゾンお勧め商品が、男だろうが女だろうがとにかくモテタクテモテたくて仕方がない人の「必死だな!」ってリストになっちゃうよね、、、ま、あたってるけど。


わたし最近こんな話ばっかりだ、、、。


では最後に、オニオンでの最近のわたしのお気に入りを、、

That Chinese Girl In Office: 'I Am Not Chinese'
(会社のあの中国人の子、、「わたしは中国人じゃありません」)

アメリカのアジア系以外の人たちには、東アジア系はみな中国人に見え、「中国人」というマークでしか見られない、という前提で見る記事だと思います。