一人の奇習

かつては広い部屋&便利な土地に住んでいたせいもあって(+若かったので)、わたしのうちにはよく人がいたのですよ。帰ってくると先に友だちが帰ってたりとか。

「あのねー、付き合いはじめたころって、カノジョのうちに歯ブラシが何本あるかな…とか気になるもんなんだよ。それをさ、12本もあったんじゃ、、もうどうでもよくなるよね…。可哀相に、○○○、きっとガマンしてるよ。」
という友人の忠告すらいまは懐かしい。すっかり歯ブラシ2本(どちらも自分用)の生活になっているんです。…それにいまの居住地には友だちが一人しかいないから訪ねるうちもない。。。


それでね、こんなに出入りのない生活をしているので、ふと考えたりするんですよ。わたし、人さまが見たらハッとするような奇習を身につけてないかしら?って。江古田ちゃん*1は部屋では全裸でいるけど、わたしももしやいつの間にか、人がみたら「ええーっ!そうやって食べるのぉぉ!!?」っていう食べ方をしてんじゃないか?とか「ええーっ!シャワー上がりにそんなことしてるの?!」ってことしてたり、、とか
「それ、なんの儀式?」みたいなこととか

人目にさらされていないから、「ヘンなこと」してても気づかないばかりか、ヘンさが助長されてるかもしれない、、。(まあ、以前の場合も、友だちがわたしの奇習に慣れてただけって可能性もあるけど。)


で、自分ではわからないながらも考えてみたんだけど、人と住んでもっとも「えーっ!?」あるいは「この人、ケチ?」と思われるのは、わたしの場合は「省エネ」かも。親の仇のように電気を切るし、冷蔵庫以外の電化製品は電源だけでなくコンセントも抜くし、、それに早寝(眠いからだけど。)あと、ゴミの分別とゴミを増やさないことにうるさい。 このへんが食違う人とはかなり厳しい関係になりそうだ。


それから(一緒に住まなくてもわかると思うけど)わたしは「偏った」意見の持ち主なうえに自分の意見に固執する傾向があるので、テレビでもつけようものなら意見を言い続けると思う。普段は一人でいるから黙ってるけど、人がいたら喋り続けるねきっと。しかも、普段は一人でいるから相手がいて喋るときの匙加減もわからないの、、、悲しい。人といるときに黙ってる練習しなきゃ、、あ、でも、人がいないから練習もできないんだっけ、、、シクシク。


あとは、どんな奇習を持ってるか自分ではわからないので、当分は助長するに任せるしかないかな…。それでもいいけど。

*1:連休中に『臨死!!江古田ちゃん』既刊分、読了。