休日のつれづれ

昨日も今日も家で本を読んだりビデオを見たりしてゴロゴロしてたんだけど
何を読んだかというと、『5分で楽しむ数学50話』と『シュワルツ博士の「化学はこんなに面白い」』。どちらも専門知識のない読者に向けた小話集で、読んでいる間は「ふむふむ、へーえ」なんて面白いのですが(まったくお手上げの話も結構ありましたが。特に数学。)なんせわたしには読んだ内容が蓄積されるような知識の土台がないんで、片っ端から忘れてしまい、読み終わったときには読む前と同じ知的状態に戻ってるというマジカル体験でした。


でも一つ試したんですよ、「ゆでたまご作り」を。
ゆでたまごって、殻をむくと下(上?)の部分が凹んでることがあるでしょ。いままでそれを気に病んだことなぞなかったんですが、化学の本にその凹みをなくしてきれいなゆでたまごを作る方法が載ったので試してみました。
どうやるかって言うと、卵の殻の大きくなってる方にピンで穴を開けて、塩水に入れて10分茹でて冷水につける。以上。
うちには画鋲がないので安全ピンを使ったんですが、卵の殻が固くて硬くて、力をこめる指が痛くて指に穴が開くかと思いました。そんな苦労の甲斐あってできあがりは凹みのないきれいな楕円でおいしうございました。(ちなみに、これが化学的にどういう話だったかは忘れました。)


あと、MSG(味の素的な調味料)をあんまり恐れなくていいってことが書いてあって、ちょっとホッとしました(これについても化学的な根拠については忘れました。)MSGって聞くだけで悪魔の食べ物かのように嫌悪する人もいたんで、わたしも避けてましたが、でも外食とかすれば避けられるものでもなさそうだし。、でも、わたしの記憶が確かなら、前にナニカの新聞で、中国のある村に大きなMSG工場があって汚染がひどくてみんなガンになってる(貧困問題も絡んでる)、、という記事があってマジかよと思ってたんですが。どうなんだろう。


数学の方も面白かったんですが、なんせ数字は抽象的なので、本を閉じた途端に具体的な話は何一つ思い出せない次第です。



あと、刑事ドラマ見てて気になったんだけど、よく刑事が町の人に聞き込みをする場面があるけど、商店とかレストランで刑事に質問される人が、作業しながら答えてるよね。棒立ちでは映像的につまらないっていうのはわかるんだけど、初対面の人が話しかけてるのに、魚さばいたり棚に商品補充しながら答えるかな。学生のころバイト先のお店に、私服警察の人が警察手帳見せて話してきたけど、わたし超ビビッて一歩も動けなかったよ。直立不動で「はい」とか言ってた。ビビる必要ないだろうけど、警察手帳って威圧感あったなぁ、出し方にも。話の仕方にも。



それから、Ted.comのビデオもいくつか見ました。そのうちの一つ、恋愛中の脳の話は、はっきし言ってどこが新しいのかさっぱりわかんなかったし、恋愛感情をモノガミーなものとしてしか捉えてなかったけど、とりあえず、恋愛は麻薬中毒のような欠乏状態だって言ってたんで、つい過去の出来事を思い出した、、わたしにも経験あるわーって。ホント中毒症状だよね。それに、好き過ぎると気持ち悪いヒトになっちゃう、よね?、、わたしはキモチ悪かったと思う。それはそれでほんとにいい経験だったけど、これからはそういうのではなく、低温発酵のようにじんわりとした付き合いを、恋愛というくくりではなくとも、もちたいな。以前はどういう関係を誰と持ちたいというようなことすら考えもしなかったけれど。