スペイン語のテキスト
わたしが読み始めたスペイン語のリーダーはこれです。
Easy Spanish Reader (Easy Reader Series)
- 作者: William Tardy
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill Education
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: ペーパーバック
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わたしは、エンリケとマリア(30章)の5章まで読んだところで、
二人はアメリカの小さな町の高校生。
マリアの家は、父が医者、母が弁護士。お金持ちで大邸宅に住んでる。
エンリケ一家はスペイン出身で、両親と4人きょうだい。父はエンジニア、母はスペイン語の先生。
といった様子です。
イマイチ気に入らない、、。なんでお金に困ってないんだ。なんで両親そろってる。なんでエンリケとマリア(なんで男子と女子でペアにする。)あと挿絵を見る限りみんな痩せ型。?Por que?
語学の本は「内容」よりも内容を透かしたどこかにある「言葉」を学べればいいんだろうけど、しかし、こういうのを通じて家族や個人の「標準型」や「あるべき姿」を学んでしまったりもするのではないかしら(ということを、英語の教科書について以前ムキになって書いたのを思い出しました→「英語を習っていながらここでの価値観を習わざるを得ないというか、、、巧妙に非政治化された政治的読み物だ」)
せめてこの後、マリアとエンリケが湯水のように激しく金銭や人生を浪費しますように。あと、親戚が悪魔や悪霊でありますように。
ところでこの教科書は、とても簡単な文章から始まっているので、いまのところ文法や単語を知らなくても見当がつきます。「見当」だけで読み進めてしまいそうです。朗読CDもついていればいいのになぁ!!
全然関係ないんですけど、首相に庶民感覚がないとかいう話がありましたが、庶民感覚というよりそもそも「感覚」がないんじゃないかしらと憂いています。