こうして年を:雑誌にて
「美容院で『JJ』を読んでて、よく当たるナントカ占いがあるからそれを見たら、なんと私の年齢から記載されてないのよ!もう見ちゃいけない雑誌だったのね!!」
と、同年代の友だちが話してた。JJ見ちゃいけないなんていまさら知ったの?、ということはさておき、
「ちょっと待って、美容院で『JJ』出してくれたなんて快挙じゃない!」
だってさ、美容院で自分の前に置かれる雑誌、これってある日を境に変わってしまうんですよね。美容師さんは気を使って「若め」に見積もり、おそらく「若め」の雑誌を出してくるはず。それでもやがてJJやCancanなどのヤング雑誌は決して出してもらえなくなるのです(出してほしいわけじゃないけど、出されなくなるとシミジミしたりする。)かわりに出てくるのはOGGI、そしてDomani。場合によってはStory。いわゆる30代、40代向けの雑誌です。開いたところで自分のみすぼらしさを思い知らされて終わるのよ、わたしが着てる服の総計はページのモデルさんがつけてるマフラー一つの値段以下だし(ヤング雑誌でも同じだけど。)
ともかく、この年でJJがでてくるなんてすごく珍しいことなんです。
そしたら、友だち。「違うの、JJは自分で棚から取ったのよ」
「そうか。、、でも、それもすごいよ!その年でJJ取るなんて勇者ね!!」
そのずうずうしさでまだまだいけるね!…どうしてJJが読みたかったのかさっぱりわからないけど。
ちなみに、美容師さんが彼女に持ってきたのは
オレンジ・ページ。
「しかも嬉しかった、バラ肉の安レシピ特集だったから。」
、、だよね。
日々こうして年齢を気にしているお年頃なのです。こんなの内面化したくなかったよ…。わたしなんてそもそもヤングなころからファッション誌を読む才能ないし興味もないのにさ。