ボリネシア女

招待券を頂いたので、週末にゴーギャン展に行きました。ゴーギャンって絵が上手ね、、でも、それは今日の主な感想ではないんです。
2,3日経ってかなり忘れてしまったけど、説明とか年表とかに「え、どういうこと?」と思うことがしらっと書いてあったりして、なかなか面白かったんですよ。まあ、ゴーギャンなんであれですけど。「58才:ドコダカの自宅で過ごす。14歳のダレダレを迎える」とかさ。「迎える」ってなによ?みたいな。「イギリスによってタヒチが発見されると…」なんていうのも、いまは21世紀なんだからもうちょっと違う書き方してもいいんじゃない?せめてカッコつきで『発見』されるとか。
あと、西洋人が勝手にタヒチに投影した野性」(そしてそのまんまの野性とか言ってる説明)を見てるわたしたちの立ち位置は?とか考えるとおもろかった。こんなこというと、またコメントで面白い意見*1されそうだけど。てへっ!

そういえば、高校のころ、古文か何かの授業中に、前の席の同級生が急にくるっと振り返って「前から思ってたけど」と言って、わたしがゴーギャンの絵に似てるって言ってきた。「あー、そうかもね」って答えると、「ゴメン!そんなつもりじゃないのぉ!」って慌てて謝ってきたけど、なんで?どんなつもりだったんじゃろ?、、、つか、わたしそのつもりで見られて似てるって思われてもいいのだけど。たぶん。

*1:「私前から思っていたのですが、大体"人種差別"を訴える人って、有色人種でしょ?それって私はどうかと思う。」http://d.hatena.ne.jp/spongey/20080119/p1#cとか。