アルモドバル

以前は好きな監督は「〜〜〜」と答えられたのですが、最近は、、監督の名前も殆ど記憶に残らなくなりました。近頃はなんつう監督がいたっけかな、、と考えてみたのですが、思い浮かんだのがアルモドバル。


ペドロ・アルモドバル監督はいいですよね。
複雑なのに軽やかだし、繊細でコメディみたいでおしゃれでメロドラマ。色もきれい。(ときどき???と思う部分もあるのだけれど。あと、最近の作品は、昔のようなハチャメチャ風が少なくなった気がします、きれいにまとまってちょっと退屈)

ただ、「アタメ」は、、、たとえパロディだとしても、、わたしはダメです。なんのパロディかというと、映画「コレクター」かストックホルム症候群のパロディだと思うのですけど。たとえ誘拐監禁犯がアントニオ・バンデラスであっても、たとえ意図的なパロディであっても、わたしは暴力監禁拘束を正当化してしまうような結末に賛成はできません。無粋と思われようとも。
それから、できれば闘牛のシーンもつらいから少なめにして欲しい。


そういえば、アルモドバルの映画とフランソワ・オゾン監督って比べられることあるかしら?

色使いのせいか、"女イジメ"?のせいか、オゾンが連想されるのですが、
わたしはオゾン映画が嫌いです。なぜチヤホヤされるのかわかりません。全部見てはいないけど、この監督は女嫌いなんじゃないかと思う。
女優も嫌いだと思う。 憎んでるか嘲っていると思う。、、そんで自分は大好きなんだと思う。


というわけで、誉めるはずが、うっかり文句に終わってしまいました。