スポンジボブ

この日記のタイトルは、人に言うほどでもない幾つかの深遠な理由からウッカリつけたのですが、その理由の一つはもちろんスポンジボブ。2年前に映画ができたときも「見たいな〜、見たいな〜」とウジウジしてしていました。そして2年間ウジウジしっぱなしていた、というわけではなく、忘れていたのですが、先日レンタル屋で発見。
やっと見ましたよ〜。 
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ホモ映画め〜。いや、、フロイト流に多形倒錯映画め〜、楽しかったわい!
でも、一つ文句がある。
なんでサンディを出さないんのじゃい!
どんなゲイドラマでも、いちおう礼儀でレズビアンやそれなりの女を出したりするじゃんか、それなのに、、、、。


わたしが何を文句言ってるかというと、(ケーブルでやっているという噂を聞いたことがあるので、ご覧になっているブルジョワの方も多いと思うけど、)このマンガは、スポンジボブ(黄色いスポンジ)とパトリック(ピンクのヒトデ)(と、それ以外の登場人物)との「(カッコつきの)親友」の「友愛っぷり」がハートの結晶となって、ミラーボールに反射するようなステキなマンガなのである。
そのなかに、サンディというリスが登場するのだけど、

            ←海の中に住んでいるので、宇宙服みたいなのを着ている
このサンディはとってもお転婆で、腕っぷしも強いし何でもできる。趣味は、空手や重量挙げや色んなスポーツ、そして瞑想。リスなだけにベジタリアンと思われる。どうよ、これ!これ聞いてフツーは何を想像するか、ステレオタイプで考えてみようよ。…でしょ!
それなのに、この映画では、サンディは1場面(しかも洗脳されてる)しか出てこないのです。ちっ!
したがって全部ボーイズクラブ!(ま、だいたいいつも男子クラブではあるんだけどね。)


そんなわけで、つけヒゲで「真の男」になったり、深く読もうと思えば大変深い映画だと思うのですが、家族推進委員会が怒ったのと同じ視点で見れば、もちろんゲイですよ!イエイ!という楽しい映画でした。ただし、トムボーイ抜きのね。