どうぞおかまいなく

今日は国立演芸場に愛する文治師匠の7回忌の会に行きました。
いやー、昨今の若い人も巻き込む落語ブームなどもろともせず、年齢層の高めの方ばかりの大盛況でした。懐かしの寄席の雰囲気。ま、わたしなんかは文治のころはピチピチだったんでいまじゃ変わり果てた姿になりまして、すっきり馴染んでるけど。あ、変わり果てたといえば、文月さんもピチピチの青年だった束治以来に拝見しましたが、落語の修業っていうのは想像も絶する厳しさなんだねぇ!と思いました。、、、なんて失礼なこと言っといてわたしもほぼ同年代なんですけどね。
あー、楽しかった!最近はラッキョウばかりだったけどまたゲイキョウにも行こう。蝠丸師匠のトリのときにしよっかな。

トータルで一杯

ずっと避けていたやっかいな書きものをしようと思って机に向ったんだけど、座った途端に舟を漕いでしまって、ガクン!となって気がつくと紙面には眠蝶体(by野田秀樹)がとびかってしまう、ということを二回繰り返しました。眠蝶体ならまだいいけど、舟を漕ぐって首にものすごく悪くて命が危ないじゃんか。だから、外に出て気分転換しようと思いまして、買い物メモを持って出かけました。
まずは食べると美女になるっつうからアーモンド他ナッツ類を、ついでに料理のお酒が切れそうだから安い日本酒を買って、ふと目に入って思い出したんだけど、眠気覚ましになるって噂に聞いたので、これで書類を乗り越えようとスルメも購入。
一つ一つは向上心から買ったのに、全部あわせるとただの酒飲みじゃん!
しかもメモ見るの忘れて、タワシその他買いそびれたよ…
ということを祝しまして(?)、一人で飲むのは好きじゃないけど、熱燗で一杯やってます。


最近毎朝ラジオ体操してるんですけど、明日からピンクレディのUFOも加えようかな、なんて、、あれ、わたしそんなに陽気だっけか。

土偶展

土偶展がいいと聞いたので、上野博物館に行ってきました。
土偶って何?豪華な土くれの埴輪みたいなもん?」と思ってたんだけど、
実際目にすると、ヘンタイだ!
意味不明なんだよ、
縄文人は、わたしたちがいま存在している「言語的な"正気"」とはまったく違う次元のなかに暮らしてたんじゃないかしら。
埴輪は「目的」とか「形状」とか、現代のわたしたちでも理解できるような範囲にある(気がする)
だけど、土偶はわたしたちの理解の地平を越えた別の地平のものみたいだよ。
wikiに宇宙人の姿と捉えてる人たちがいるって説明あったけど、それ納得だわ。おなじ言語や同じ感覚を共有してるとは思えない面白さだったから。
びっくりした。


あと全然知らなかったけど話題沸騰中なのか、めっちゃ混んでました。


土偶ってなんなのー?!!

世界の皇室とかプリンスとかいうとハオレばっか出てるけど王様といえばアフリカじゃないの


つい最近橋本治の女帝の本を読みました。
日本の女帝の物語 ―あまりにも現代的な古代の六人の女帝達 (集英社新書)
今まで考えたことない持統天皇やナントカ天皇の話を知って面白かったです。


だけど、
歴史に明るくないせいか、たまに1センテンスに登場人物が3人以上出るような凝縮された文が続いてわかりにくかった。

そして何より、天皇制って社会制度っつの?支配制度っつの?そういうやつだよね?当時の社会(非/社会の部分も)にとって、どういう制度だったのか、そしてわれらが人民とどういう関わりがあったのか。そういうことに触れてないけど、奈良時代ってそういうものなのかし…?


と思ってたら、偶然次に読んだのが有吉佐和子日舞のお家元騒動を描いた「乱舞」だったので、橋本治の本とすごく重なってよくわかった、天皇って家元制度なんだーって。(有吉佐和子の小説では、踊りの世界が世の中的にどういう存在で、どういう金銭システムかっていうの触れられてたけど、この女性天皇の解説ではそれがごっそり抜けてるんだよねー。)


あと、「あまりにも現代的な古代の六人の女帝達」がテーマっぽいけど、ナントカ天皇たちのどのあたりを指して「現代的」と見てるのかの説明がなかったんで(ガラスの天井には触れてたけど)、何が現代的なのかわかんなかった。わたしバカなのかも。
あと、できれば、現代の天皇制につなげて欲しかった。ほんっと、女だろうと男だろうとさっさとやめてほしいし考えるのもウンザリお松なんですけどね。

あーあ

なんでこんなに持ってたんだっけ?と思える洋書60冊を捨てました。
再読しないとはいえ、あーあ、もったいないなぁ。
だいぶ「偏った」小説が多いから、読書会でもあれば使えたものを。
、、って何の偏った読書会なのかはヒミツ。。そもそも読書会存在しないし…


あと、今日シャンプーとリンスを買ったんですけど、
いま気づいちゃった。
違うの買っちゃったよ、欲しいのの隣にあったやつを!!
しかもポンプ式、、、
レシートは、さっき生ゴミと共に捨てました。あーあ
色も違うのによくぞ気づかなかったね。



いつも通るたびに思う、ここカンザスじゃないみたい。

昨日につけたし

アバターの人種の表れについて、いまちょっとググッてみたら

ここにいくつか主張が紹介されてました。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/22/AR2009122203276.html
*1
1. 白人が原住民に対してしてきた仕打ちを忘れて、今思えばこうすればよかった、という姿を見せてくれるファンタジー
弾圧や強制ではなく、内部から未開人を導いてあげる役で。
  自分も未開人になるけど、白人の特権は維持したまま


2.ジェイク(主役の白人男子)はスカイピープルになるか未開人になるかを選べるだけでなく、その選択が観客の共感を勝ち取るという特権的な立場にいられる。そんな選択ができるのは白人だけだ。


3.はっきしいって、ジェイクって人がいなくたって、物語は成立したでしょうに。なんでいるの?


4.いやいや、これは白人が原住民を導く話ではなく、落ちこぼれが帝国主義と戦う話だ。


他にも
http://news.discovery.com/human/avatar-racism-james-cameron.html

http://www.huffingtonpost.com/gina-athena-ulysse/emavatarem-voodoo-and-whi_b_418692.html

結構いろいろ話題になってるみたい。
まあ、わたしとしては、あのヘリコプター操縦しているおねいちゃんがジェイクの役なら、より良かったと思うけどねー。


あとさー、車椅子から車椅子ナシになるっていうあたりとか、そのへんも考えてみたい気がするけど、、もう寝る時間だわい。

*1:ちなみに、映画の「未開人」が有色人や少数民族と重ねられるのは、意図的だろうし、容易に判断できます。(例えば話す英語の「アクセント」なんかも。)「未開人」への英語教育とかそういうのはギャグだよね?

アバター

ゾンビ映画ばかり見てるのもなんだし、『アバター』見てきました。
くたびれたー!

単純な話で、そして、めっちゃ編集してそぎ落とした感があって、、、そして、そぎ落としてくれてありがとう、でした。あれ以上長かったら倒れてる。
3Dはちょっと酔ったしくたびれたよ。

でも迫力ある映像なので、戦いの場面や森林破壊のシーンは心が痛み、かなりストレスでした。だって今も現実に起こっていて、渦中に置かれている人や生き物がいて、それだのに映画見てるわけだから。本当は戦争がある限り喪中で年賀状も出せないよね。基地もいらないでしょ。ほんとやだねやだね。
、、で、映画なんだけど、戦いに対して戦い、ではなくて、もっと違う、想像もできないような抵抗があればよかったとは思います。どういう抵抗・攻防・意趣返しがいいかわたしにも想像つかないけど、、、。


あと、人種とか考えるとねー。もはや笑えるよ。知らなくてもわかる、作ったのハオレでしょーっ。ハオレはノンキでいいね、、、、。